涼しくなって、店頭にもたくさんの草花が並ぶ季節となりました。
鉢植えやポット苗の草花は、手軽で一気にイメージを変えることの出来る楽しいアイテムです。
しかし、あれも植えたい、これも植えてみよう、としていると何だか見栄えがグチャグチャしてまとまりが付かなくなってしまうことも…(涙)
実は、「植木などはそのまま、草花がカッコよく見える庭にしたい!」という依頼は私のところにも多いのです。
庭全体の完成度を重視して、全体レイアウトから草花の植付けまで、まとめてデザインして作り上げる庭もありますが、基本的に草花の植付けや日々の管理は自分で楽しみたい!という方には、植付け場所の「枠作り」を提案しています。
「花壇」として囲ってしまうのもひとつの方法ですが、お勧めは、もともと植わっている樹木の位置もいれた、植付け場所のレイアウト(地割)を地面に作ることです。レイアウトに沿って、レンガや敷石などを設置(埋め込んだほうが良いです)すれば、それらが植物ごとの植付けの仕切りになるうえ、作業をする時の足場にもなり、作業もしやすくなります。

ピンコロ石と石の平板で樹木の周りの枠の一部を園路のようにした事例
石やレンガなどの「変わらない」「固い」要素を庭に加えることで、植物の自然な形や色が引立つようになり、庭にメリハリのある引き締まった印象を作ることが出来ます。
また、庭にベースとなる基本的なイメージが作られることで、植物のアレンジが考えやすくなったり、バラバラ植えてしまっても、あるいは多少雑草が生えても、植物の無い時期が出来てしまっても、ある程度まとまって見える効果があるのでおすすめです。

印象が固くなりすぎるのが気になる場合は、カーブなどを入れてやさしい印象をつくります
これからのシーズンは、来年の春に向けての作業開始のとき。少し「固いもの」も植えて(?)イメージアップをしてみるのはいかがですか?